沖縄県立南部農林高等学校

学校長あいさつ

(令和5年4月 更新)

学校長あいさつ

 


屋嘉比 仁


「はじめに」
 本校は、昭和23年10月に初代校長である金城金保先生の意思のもと「人材を以て、資源と為す」を教育の基本理念とし、創立74年を迎える南部地区唯一の歴史と伝統ある農業高校であり、15,884名の卒業生が地域の産業界はもとより、県内外各地・各界の有為な人材として活躍していることは大きな誇りとなっています。

 

「特色ある学校づくり・教育課程を目指して」
 現在は、食料生産科、生物資源科、食品加工科、環境創造科、生活デザイン科の特色ある5学科が設置され、500名を越える生徒たちが、日々充実した学校生活を過ごしています。各学科においては、2学年からコース制を導入し専門的な深い学びに力を入れる他、職業資格取得や校内外の多くの行事など生徒の可能性を引き出す様々な取り組みを実践し、将来の地域社会を担うスペシャリストの育成に取り組んでいます。
 また、生徒同士の学び合いを重視して、各教科で、生徒一人ひとりが自らの課題を明確にし、課題解決のための仮説と計画を立て、その実践を通して課題解決に取り組み、さらに次の課題を明確にしていく「プロジェクト学習」の充実も図っています。

 

「常に意識したいこと」
 教育目標である「①自ら学ぶ意欲を育て、学力の向上を目指すとともに、豊かな心と健やかな体を育成し、郷土の文化と伝統に誇りを持つ創造性・協調性に富む人材を育成する。②農業に関する専門教育を通して、産業に対する視野を広め、基礎的な知識・技術を習得させ、社会に貢献できる心身ともに健全な産業人を育成する。」を推進し、校訓である「誠実・博愛・明朗・勤労」のもと、笑顔にあふれ、人を思いやり豊かな人間性を身につけ、社会に貢献する産業人の育成を目指し、人と人との関わりを大切にし、コミュニケーションを図ることを学校生活の中で常に意識して学習活動や特別活動に取り組んでいます。

 

「『夢・実現』のために」
 そのため、生徒一人ひとりが「生きる力」を身に付け、明確な目的意識を持って日々の学校生活に取り組み、主体的に自己の進路を選択・決定できる能力を高めていきます。
 また、しっかりとした勤労観・職業観を形成し、激しい社会の変化の中で将来直面するであろう様々な課題に対応できる社会人・職業人としての自覚を育成していきます。

 

「チーム学校として」
 保護者、同窓会、地域の皆様及び関係機関のご支援とご協力のもと、「安全・安心で信頼される学校づくり」を目指し、職員一同が一致協力にして南部農林高等学校のさらなる発展のために取り組みます。