沖縄県立南部農林高等学校

【資源】 生物資源科の最近のブログ記事

生物資源科 農業鑑定競技会の取り組み


生物資源科 沖縄県学校農業クラブ連盟大会優秀賞、家畜審査競技会の勉強会


出前事業(畜産×ICT)

生物資源科

 5月26日(金)出前事業として株式会社ドコモビジネスソリューションズよりはるばる東京都から来校して頂きICT活用についての実例を出していただきながら講話して頂きました。私たちの学習内容として牛の飼育、ランの栽培とありますが、学科の実習内容に活かせそうな話ばかりでした。

  

 はじめにスマートレンズという眼鏡について説明して頂きました。眼鏡をかけた人の目線映像をモニターに写せるということで、実際にかけさせていただきました。眼鏡とパソコンが繋がっているためリモートで会話をしながら実演ができるのでいろんな場面で活用できそうでした。

 

 牛に分娩検知するモバイル牛温恵や牛の発情兆候、活動低下などの異常をキャッチし携帯で確認できるという最先端のITC活用の話をしていただき、これからの農業がますます発展すると確信したような時間でした。質問受けながらの講話だったので緊張感の中で講話が進んでいきました。

   

 最後に今日の振り返りを含めたアンケートを書いて私たちの生産物の鶏卵をお礼として贈呈しました。

これからの農業が予想以上に技術が発展していることを実感しました。

 今日来ていただいた株式会社ドコモビジネスソリューションズ、株式会社ドコモビジネスソリューションズの方々本当にありがとうございました。

学科PTA(ハンバーグ作りと豚ロースのスライス、寄せ植え)

生物資源科

 5月21日(日)に生物資源科棟で学科PTAが行われました。生物資源科の保護者対象に実際に高校生が学んでいることを体験して頂きました。参加して頂いた保護者の皆さん感謝いたします。

 畜産コース→ハンバーグ作りと豚ロースのスライス

 植物コース→コリウス、マリーゴールドを使った寄せ植え

 畜産コースの体験から行い、植物コースの体験を行いました。各コースの学習内容も簡単にできることではありません。

 参加して頂いた保護者の皆さんいかができたか?

 

ハンバーグの肉の量を計量し形成しました。1パック6個入るように丁寧に詰めていきました。

 

豚ロースを薄くスライスしました。素早くスライスしないときれいにうまくできませんが、保護者の皆さん上手にスライスしていました。

スライスした豚肉をラッピングしていきました。ハンバーグと豚ロースのスライスが出来たら寄せ植えの体験会場に行きました。

  

丸い鉢に入れる植物の選定と八の中にどのように配置するかを検討しました。皆さんここでかなり悩みながら配置していました。

 

配置が終わるとポリポットから取り外し隙間に用土を入れていきます。ここでポイントになることは用土は隙間を作らないように詰めていくことです。

 

完成したら使用した用土は乾いているため車で移動すると崩れてしまうため表面に水を加えました。

今日体験した寄せ植えを持って集合写真を撮りました。皆さんいい笑顔でしたね。

今日の体験で生徒たちが学習している内容は、もちろんですがものを作る楽しさ、難しさが分かったんじゃないでしょうか?

 生物資源の生徒たちは、いろんなことを経験・体験して自分に自信をもって成長しています。今度は是非この成長ぶりを南農市、生産物即売会でお会いできることを楽しみにしています。

カラー培地作成

生物資源科

 生物資源科には病害虫に侵されないように無菌状態で栽培する。また、用土で栽培できないラン類を栽培するための施設があります。ラン類は通常、培地を使用して栽培します。培地は、生育をよくするための栄養分を加えてつくります。

 今回は、培地にクリア感を出すために寒天の代わりに何を入れたらいいのか学び、「ジェランガム」という試薬を使いました。

  

ここまでは、通常の培地つくりと同じ工程で作成しますが、培地を着色するために小分けします。

 

瓶の中に装飾品を入れてカラー培地を作ることにしました。色付いた培地にアルミホイルで栓をします。その後はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)で殺菌します。

オートクレーブで処理した後はやけどに注意して冷却したら完成です。

完成したカラー培地を利用して今後のランの栽培学習を行っていきます。

第1回南農市開催(生物資源科)

 生物資源科

 畜産資源コース、植物資源コースそれぞれの授業で製造、栽培した生産物を地域の方々へ販売する南農市が開催されました。畜産資源コースはロース、ハンバーグ、ハムなどの畜産加工品、植物資源コースは、ジニア、トレニア、マリーゴールド、バニラ、ナゴランなどの草花、ラン類を販売しました。どの生産物も自分たちの手で製造、栽培したものばかりです。

 

それぞれのコースで製造・栽培された生産物をお客さんに分かりやすく表示して販売します。

販売時間を多くのお客さんに待って頂きました。「ありがとうございます」

 

私たちの学習内容が地域の方々に高く評価されていると実感し嬉しく思います。久しぶりの相対販売でお客さんの素敵な笑顔が見られました。授業前に行われる、「南部農林高校あいさつ三大用語」「おはようごさいます。こんにちは。ありがとうございます。」この3つのあいさつを全員で確認して南農市の挑みました。

完売する生産物もたくさんありました。また6月14日に開催する南農市に向けて一生懸命生産能力を高めていきます。

手作り培地にナゴラン移植実習

生物資源科

 野生ランの1つであるナゴランは、用土(普通の土)では育てることができません。ランに必要な養分を入れた人工培地を以前実習で作成しました。今回は、自分たちで作成した培地に移植してみました。

 移植は、クリーンベンチという無菌状態の空間で移植しないと空気中の雑菌にやられてしまいます。

 ①白衣を着用。

 ②しっかりとした手洗い。(肘まで)

 ③使用する器具類をアルコール殺菌してクリーンベンチ内に入れる。

 ④培地・ナゴラン容器をアルコール殺菌してクリーンベンチ内に入れる。

 ⑤ナゴランを取り出す。

 ⑥移植

 ※クリーンベンチに手を入れる時には、毎回アルコール殺菌して手を入れる。

クリーンベンチに入れる器具など全てきれいにアルコール殺菌しないと雑菌でナゴランを育てられません。器具類をしっかり殺菌しました。

今までフラスコ内で育ててきたナゴランが大きく成長したので移植したいナゴランをシャーレに移します。

新しい培地に丁寧にナゴランを移していきます。

移植を終えたナゴラン。種まきからこの大きさになるまで2~3年かかりました。大きく成長するのをこれから観察していきます。

培地作成の学習

◆生物資源科では畜産に関する事、植物バイオに関する事などを学習します。新学期も始まりランの栽培学習を行うために培地作成を行いました。分量を正確に計測したりランの成長に必要なホルモン剤を投入して作成しました。

計量中2 (1).jpg

正確に試薬を計測していきました。

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試薬の計測は微量の計量も可能な電子天秤で行いました。

試薬を混ぜて撹拌してしっかりと混ぜていきます。

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80℃で少しずつ活性炭・寒天を一気に入れると塊が出来るので少量ずつ加えていきます。

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オートクレーブ処理後、ふたの上のラベルを記入し完成です。

 この培地が今後のランの栽培に活用されます。

生物資源科

1年生 即売会

生物資源科

1年生「農業と環境」

ちゅらまる栽培実習(収穫)

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