生活デザイン科 卒業式舞台装飾準備!
生活デザイン科
卒業式舞台装飾準備!
~花数ナント10000輪!洋菊ポットマム花文字編~
過去数年の在校生による花文字装飾です。
この立派な花文字、生活デザイン科の1年生が毎年ポットマムで装飾しております。幅8mの大型装飾ですが、計画的に取り組むため2時間の実習で作り上げます。
ポットマムとはアメリカで矮性園芸品種として改良された、5号~6号のポットに仕立てるかわいい洋菊のことです。
その可憐さからヨーロッパや中国、日本でも人気があります。
気候上、国内では卒業式の開花は沖縄のみが適しており、県外から見ると卒業式に飾る花としては非常に貴重な存在です。
温暖な沖縄の特性を活かし、見応えのあるポットマムの大型壁面装飾を県内の卒業式に初めて発案された先生が、南部農林高校3期生の玉栄茂秀先生です!母校の南部農林高等学校に赴任されてポットマム装飾をおこなってから、今年で33回目の花文字装飾となります。
伝統あるポットマム栽培を今年も生活デザイン科の1,2年生が栽培中です。
ポットマムにはスプレー系と大輪系があり、大輪系は花径13センチにもなります。まるでダリアの様な見事な花です。しかし、つぼみ数を一枝につき、1個にする摘蕾という栽培工程があるため、近年大輪系を育てる農家も減ってしまっています。
本学科では見応えだけではなく生徒の栽培技術の向上をはかるため、毎年大輪系を育てています。摘蕾(てきらい)の様子です。一枝に5~6個つける蕾を一つにしていきます。
蕾は折れやすいので慎重に取り除きます。今年取った蕾の数はおよそ5万個!3年生のために1,2年生が丹精込めて摘蕾に取り組みました!
だいぶ花が開いてきました。電照による開花調整をおこない、卒業式にぴったり開花を合わせます。(摘蕾をおこたると開花が遅れてしまいます)
3年生への感謝の思いを菊に重ねて1,2年生は頑張って管理を続けています!!
※装飾以外にも生活デザイン科は生産物もしっかり育てています!!販売の機会があれば是非ご購入下さいませ!
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